まず、iRoot口座を開設していただく必要がございます。
口座開設の方法につきましては、口座開設の手順をご覧下さい。
既にiRoot口座を開設済みのお客様はそのまま信用取引の申し出に進むことができます。
【ご注意】
お電話などで担当の営業員に「iRootを通じて信用取引もしたい」ことをお申し出下さい。
営業員からおおよその説明をさせていただくと同時に、ご質問にもお答えさせていただきます。(信用取引の契約締結前交付書面をお渡し致します。)
iRoot信用取引を開始するためには以下の前提が必要となります。
担当営業員の申請に基づいて、本業務担当責任者から電話によって面接させていただき、当社の信用取引口座開設基準に照らし説明および審査をさせていただきます。
その結果、事情により口座開設のご希望に添いかねることがございますが、その理由の開示はご容赦願います。
上記の審査に通ったお客様には、担当営業員よりその旨をご連絡申し上げると共に、下記の書類(他の書類が必要になる場合もあります。)をお渡し致します。それぞれの書類をよくお読みのうえ、保存もしくはご提出願います。
1.は東京証券取引所の受託契約準則により徴収が義務付けられている書類で、印紙税法により、4千円の印紙を貼らなければならないことになっております。
誠に勝手ながらこの印紙代はお客様のご負担とさせていただいておりますので何卒ご了承下さい。
上記の1、2、3の3種類の書類が当社にご提出された時点で、当社はお客様のiRoot信用取引口座開設の登録をします。完了次第その旨を電子メールにてお知らせします。
iRoot信用取引のご利用が可能となります!
委託保証金率・・・50%
最低保証金・・・50万円
最低保証金維持率(いわゆる追証を必要とする維持率)・・・30%
保証金現金の取扱い |
お預り現金は、原則としてすべて現金委託保証金として取扱います。従って、委託保証金の預託状況によっては、お預り現金が現物株の決済または信用取引決済で発生した損金に充当できないことがありますのでご注意下さい。 |
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代用有価証券の取扱い |
お預りさせていただいた有価証券は、原則としてすべて代用有価証券としてお取扱いさせていただきます。
【ご注意】 委託保証金率および代用有価証券の掛目については、金融商品取引所による規制または当社の判断により変更されることがありますので、ご注意ください。
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委託保証金率について |
委託保証金率は、現在の信用建玉金額に対する委託保証金の占める割合(%)のことです。 |
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委託保証金の拘束期間 |
反対売買による返済注文が約定した信用取引にかかる委託保証金はすぐに解放します。
【ご注意】 信用取引口座の開設後は、委託保証金としての現金または株券(現金換算)の受入で50万円以上が信用口座維持基準となります。従って、建玉がある場合には、委託保証金が50万円を下回ることとなる現金または代用株券のお引き出しはできません。 |
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追加保証金(追証)について |
iRootでの信用取引の最低保証金維持率は30%です。 |
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強制処置 |
次に挙げるいずれかのケースに該当するお客様につきましては、すべて当社の任意により、お客様の口座におけるすべての信用建玉を反対売買で決済させていただきます。これにより不足金の発生が予想される場合は、不足金に充当する代用株券を売却させていただくこととなります。
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完全前受制 |
信用取引においても、完全前受制を採用しています。従いまして、お客様の「信用新規建余力」の範囲内で信用新規注文をお受けすることとなります。 |
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取扱市場・取扱銘柄 |
~iRoot信用取引での取扱取引市場・取扱銘柄~
上記3市場の貸借銘柄および制度信用銘柄 貸借銘柄は、新規買、新規売、返済買、返済売を受付けます。制度信用銘柄は、新規買、返済売のみを受付けます。 【ご注意】 取引所や日本証券業協会または証券金融会社が指定する取引規制銘柄は、その規制内容に応じて規制させていただくこととなります。 |
発注時の諸注意 |
「銘柄」および「売買の別」が同一の建玉が複数ある場合は、返済する建玉を注文時に指定していただくことになります。 |
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反対売買による確定利益額の取扱い |
反対売買による利益額は、約定した日から受入保証金の総額に加算して計算し、決済日に委託保証金として受入れるものとします。確定した利益をすぐに次の信用取引に利用できます。ただし、他の建玉の状況によっては必ずしも他の信用取引に利用できるとは限りません。 |
損金発生時の諸注意 |
損金が発生した場合、受渡日当日の「委託保証金の維持率」によっては、新たにご入金が必要となるケースがあります。その場合には、受渡日当日に電話でご連絡させていただくこととなります。 |
弁済期限(期日)について |
弁済期限(期日)は、約定日から6ヶ月目の応当日とし、その日が営業日でない場合は前営業日に繰り上げることに定められています。 |
金利と逆日歩 |
【信用取引金利】信用取引において、買い方はその約定金額に対する金利を支払い、逆に売り方は約定金額に対する金利を受け取ります。
【貸株料】【信用取引で株式を売り建てている間、売建てのために借りる株に対してかかる費用です。 【逆日歩】証券金融会社の貸株残高(売建)が融資残高(買建)を上回った場合、売り方が買い方に対して株の品貸料を支払うことがあります。この品貸料を逆日歩といいます。その銘柄が逆日歩の対象になっているかや、逆日歩の金額は、日々証券金融会社が発表します。 |
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管理費 |
信用管理費は、建日より起算した1ヶ月毎の応当日をこえるたび発生します。 |
名義書換料 |
名義書換料は、買い建玉がある状態で当該銘柄の決算期末等をこえた場合に発生します。 |
建玉中にその銘柄が決算日をこえた場合には、買建であれば配当金相当額を受取ることができ、売建であれば配当金相当額を支払わねばなりません。
その時期は通常決算の2~3ヶ月後となりますが、配当金が当社に到着したら、出来るだけ早くお客様の口座に入金致します。逆に、配当金の取り立てが当社にきましたら、お客様の口座から当該金額を差し引かせていただきます。ただし、配当金の取り立てがくる前に売建を返済された場合には、概算で配当金分を差し引かせていただいた上で利損金の計算をさせていただき、確定した時点で過不足があった場合には修正させていただきます。
口座解約後に配当金関係の受払が生じる可能性がある場合、解約手続きを延期させていただくことがありますのでご了承下さい。
空売り規制とは |
お客さま(適格機関投資家を除く)が51単元以上の信用新規売り注文を行う場合について、直近公表価格以下(成行注文も含む)で発注することが禁止される、いわゆる「空売り価格規制」が設けられていますが、2013年11月5日(火)より、当規制が総合的に見直し・緩和されます。
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分割発注にご注意ください |
「空売り価格規制」を回避する目的で、50単元以内の信用新規売り注文を短時間に連続して発注する場合等は、規制に抵触するお取引とみなされる可能性がありますので、ご注意ください。 |
空売りに関するご注意 |
iRoot信用取引では、51単元以上の信用新規売り注文はオンライン発注ができません。ご了承ください。 |
二階建の制限 |
iRootによる信用取引では、委託保証金の代用株式と同一銘柄の買い建玉は出来ません(ただし、現引きして代用預りとしてお預りすることはできます)。また、買い建玉と同一銘柄を現物で新たに買い付けすることもできません。これは相場変動による不測の損害を軽減するものです。非対面取引の場合、やむを得ない措置ですのでよろしくご了解下さい。 |
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総建玉の金額制限 |
総建玉の金額を1億円とさせていただいております。これ以上の金額となる信用新規注文は入力ができません。 |
当社独自の銘柄規制 |
監理銘柄(確認中含む)及び整理銘柄の現物買注文、信用新規注文はオンライン発注ができません。ご了承ください。 |
約定後の訂正はできません |
約定後に、返済する建玉指定を変更することはできません。また、新規・返済の変更や、信用・現物の変更、などもできませんので、発注入力の際には十分にご注意願います。 |
当初取引時の委託保証金について |
信用取引口座開設後の当初取引時につきましては、200万円以上の委託保証金が必要です。ご了承ください。 |
当社が強制処置によって売買を行った場合、その売買手数料はiRoot手数料ではなく対面での手数料をいただきます。ご了承下さい。
規制銘柄の追加および削除の情報・現在の状況、信用取引金利、代用有価証券の掛け目などは、iRoot会員画面内の投資情報(Investor Info)で公表します。常時、目を通されることをお勧めします。
信用取引は現物取引と比べ、いろいろな面でリスクが多い取引です。この点を良くご理解の上、取引を開始されることをお勧め致します。